
・スズキのSV650Xは、どんなバイクなのか?
・ミドルクラスVツインは、早いのか?
・スズキの変態Vツインは、サーキットでどうなるのか?
一言でいえば、
走りが(ミドルクラスで)コスパ最強です!
そう言えるのは、過去に、
ZX-6R SE(逆車フルパワー/リミッター無し)、ハーレーのFLTRX(1745cc/トルク15kg・m)や
オフのCRF250L、初期ZZR250(40馬力)、迷車EX-4など乗り換えてきて、
SV650Xは、「ちょうどいい」と感じているからです。
この記事では、そんなSV650Xに乗り換えたら、
なんか青春を取り返した感覚になったバイク馬鹿が、
レビューを書いていきます。
SV650/Xにオススメのグッズやカスタムはこちらの記事で紹介しています。
SV650Xの何がスゴイのか?

ズバリ、
スタイルと走りの質です!
ロケットカウル風のカウルに、フレームカバーがシブい!
私のは2019年式のシルバー×ブラック、シートは皮調カラーで、
カフェレーサースタイルなのもGOODです。
2020年以降はオールブラックの年式があり、ブラックもカッコいいです。
(しかし2023年式のいぶし金ホイールはズルい)
乗ってる時の写真は、後日アップしますが、
革ジャケでも、メッシュのジャケットでも服装が揃っていれば、
おしゃれに見える、不思議なバイクです。
SV650Xと中の人の歴代バイクを比べると?



色んなバイクを乗り換えてきて、思ったことは、
燃費が歴代で最強、かつ、維持費も最強です。
乗り換えて、色々な道を走って検証したところ、
下道のゆったりとした、コーナーを流しているとリッター30を超えて、
高速を流しているとリッター28前後を叩きます。
タンクは14Lで、遠出の際は、満タンから350kmは走れる実力を持っています。
(街乗りだとリッター23前後)
SV650(ABS)/Xの取説には
「ノッキングが気になる際はムエンプレミアムガソリンを」
と書かれていますが
ぶっちゃけ、ガソリンで十分走れます。
「維持費も安い」件については、特にタイヤの寿命が長い点です。
乗り方にもよりますが、ノーマルで「1万~1万3000kmは持つ」と書いてる方が多かったです。
「馬力もあって、トルクもそこそこありつつ、不思議そうなバイク・・・」
と下調べの段階で、考えていました。
試乗車が見つからなかったので、
赤男爵の中古検索から一発買いしましたが、
3,000kmを乗った今も、不思議な感覚で乗れるバイクです。
整備性の高さはSV6550/Xはミドルクラス最強?
あとは、整備性もイイです。

フレームカバーを外して、タンクの前側を留めるボルトを外すと、
タンクの後ろ側にはヒンジがあるため、パカっと開きます。
写真のは、スズキ純正のタンクステー「44574-16G00」かませてて、550円で購入できます。

昔から使ってる「Webike純正部品お見積り」から購入しています。
別になくても、できるんですけど、あると作業性アップします。
ステーがないなら、タンク下部に何かしら挟むと、安定します。

SV650/Xはシンプルな作りですので、
エアフィルターの交換も楽勝ですが、リヤバンクのプラグ交換までイケます。

フロントバンクは、ラジエーターホースをズラして、プラグ交換できました。

ラジエーターが、ぶらーんとなりますが、案外イケます。

取り外したプラグは、こんな感じです。

まだ使えるかもですが、いつのプラグか(下手すると新車からそのままの可能性)も、
不明なので、新調します。
ちなみに、プラグは「CPR8EDX-9S」へ交換しました。

ちなみにですが、このMotoDXプラグですが、
新品、一発目の組付け時は、「1/6」回しです。

あまりに締め付けできないので、「新品プラグは1/2回し」と昔の感覚で勢いよくネジ切って、
エライことにならないようにお気を付けください。
ワッシャーの潰れた感覚に、私は救われました。
定価2400円くらいですが、セールで1300円で買えるタイミングがあるので、その時に買いました。
普通の乗り方なら5000回転あたりでシフトチェンジしているので、
9000kmは持ってほしいですね。
さすがに定価ではコスパいまいちなので、ノーマルプラグが「MR8E-9」がオススメです。
ノーマルからDXプラグヘの交換後、静かに?、レスポンスはよくなってます。
少しバイクを触れる人であれば、SV650/Xの整備性までシンプルなのは、
嬉しいポイントです!(バイクもシンプルなのに)
SV650Xはサーキットや峠でも映えるのか?

見た目から分かる通り、ネイキッドバイクに、セパレートハンドルをつけています。
どこにおいても、映えることは映えます。

と思われるかもしれません。
私の使っているアライのASTRO-GXであれば、意外に走れます。
納車から3日後に、静岡県の清水まで新東名~東名高速を使って
往復400kmを走ってきましたが、
手のしびれも気にならず、まだ走れる体力はありました。
SV650Xでサーキット走行会、峠もイケる!
鈴鹿ツインサーキットのラ・パラ!走行会で、
サーキットを走ってきました。
サーキットも難なく走れます。
ノーマルのダンロップ ロードスマート3でここまで使えました。


ただ、ノーマルタイヤは限界が速いです。
寝かせていくと、あるポイントから、「これ以上はヤバい」ところが分かります。
ノーマルタイヤの時で、フロントプリロードは3~4、リヤは2~3でよかったです。
その6か月に、メッツラーM7RRに履き替えて、リベンジしたところ、
フィーリングが別物になりました!


タイヤをグリップするタイヤに交換したことで、サスのセッティングも変えています。
フロントプリロード:2と少し
リヤプリロード:2~3
空気圧はフロント0.05落とし、リヤ0.5落とし
これで、鈴鹿ツインは、ボチボチ攻めていました。
個人的に、ピレリの賞味期限の短さがネックに感じてる人間なので、
温めればグリップするタイヤは、相性イイです!
ナップスの0の日タイヤセール、平日の工賃割引きで、5万でおつり来ました。
(いわゆる在庫タイヤです)
それにしても、風当たりがキツイです。
歴代バイクの大半は、カウル付きモデルを乗ってきた身としては、
上半身への風あたりは、どうにかしたくて納期が、納期が2か月かかる、
お取り寄せのスクリーン、つけてみました。

効果はバツグンにありました。
伏せれば、フルフェイスのシールド上に風が流れていきます。
普通に乗っていると、胸上あたりに流れるので、夏場は涼しく感じました。
ノーマルで、このスクリーン並みに風防性が欲しかったんですけど、
「往年のヘリテージ感」のビキニカウルは、飾りです!
気になるSV650Xのお値段は??

2024年4月上旬に私が買ったSV650Xは、
4600kmの2019年式、ETCとメットホルダー付きで、赤男爵で、59万8000円でした。
その際に、SV650にしようか迷い、色々と見ていましたが
2020年以降は60万以上(1万キロ前後の個体)が多く、
3万キロ以上を走った個体だと、50万前後の個体もありましたが、
思っていたよりも、中古のタマが少ないです。
ちなみに、2024年現在のSV650Xの新車価格は、84万7000円です。
SV650/Xの生産中止説も噂されていますが、継続して販売されるそうです。
2025年式のSV650Xはホワイトですって!カッコいいぞ。。。
Vスト1050しか残ってないみたいに、ロードモデルのVツイン、
スズキさん、作らなくなるかもしれないですね。
つまりSV650Xは買いなのか!?

スタイルとカラーリングに惚れた?なら、即決だ!
と言っても、
初めてのバイクがセパハンのツアラーZZR250から、
デビューした身としては、SV650Xは懐かしい感覚で楽しめます。
Ninja250やYZF-R25など、セパレートハンドルのバイクに乗った経験があるなら、
乗り換えても、違和感が少ないでしょう。(カウルなくなるけど)
ZZR250の後に、ガチで姿勢がキツかったZX-6R SEに乗ってたときを思えば、
SV650Xの前傾姿勢は、ゆるいです。
(ミドルクラスのSSは、リッタークラスのSSよりキツイ)
あとは、普段から24時間ジムのエニタイムで、全身みっちり鍛えていますので、
前傾姿勢があまり気になりません。
腰痛持ちさんや、首に何かしら問題があるなら、
SV650XとSV650の違いは見た目とセパハン、タックロールシートとラジポン

ノーマルのSV650との違いですが、
ヘッドライトのカウル、タックロールシート、セパレートハンドルばかり、
注目されがちです。
しかし、フロントフォークのプリロードアジャスターをはじめ、
この写真の右側、
フロントブレーキのマスターシリンダーがノーマルのSV650と違い、
ラジポンになってます。
つまり、ブレーキの操作性は、SV650Xの方がノーマルに比べて、いいです。
新車価格では、SV650XとSV650の価格差は
4万4千円ですが、カスタムしようとすると差額は、余裕で回収できます。
SV650Xのまとめ

SV650Xは、新車でも価格は控えめで、お得なバイクかもしれません。
ただ、最低限の装備しか付いていません。
なぜなら、EUことヨーロッパをメインで販売されているバイクです。
(向こうでは腐るほどSV650が走っているそうな)
カスタムも含めて、お安く買えるのも、いいポイントです。
今後の予定としては、
メッツラーのタイヤ交換で、かなりマシになりましたが、
遠くない未来に、ハイパープロのスプリングを導入したいと考えてます。
ちなみに、「SV650」のラバーキーホルダーありますよ!
↓SV650Xのオススメカスタムはこちら↓

オススメの記事はこちら。
\Ninja250を乗り回した結果/

\今のフルフェイス/
\3年で降りたミドルSS/
\まさかのサーキット走らせたデカいやつ/