
「ソロツーリングって難しいの?」
「1人でツーリングって寂しくない?」
「ツーリングはみんなでするものでしょ!」
ソロツーリングは、
名前の通り「1人でバイクに乗って旅をすること」です。
まだバイクの乗り出してすぐのバイク初心者であれば、
ソロツーリングはおすすめできません。
なぜなら、バイクの乗り方をマスターできていないために、
ツーリングの目的や走り方、
もしもの時への対処が十分にできないからです。

目安はバイク乗り出した社会人は最初の1年はバイク初心者です。
今回はそんなソロツーリングのデメリットを紹介します。
ソロツーリングがダメな理由3つ
ストレートに言えば、バイクの経験をちゃん
と積んだ人以外はしないでください。
出先でのトラブル時の対応で、周りへの迷惑になるだけでなく、
素人の対応では限界があるからです。
そんなソロツーリングのデメリットを紹介していきます。
転倒や事故した時も1人

ソロツーリングの1番の不安とは、
ずばり「転倒や事故した時にすべて1人」です。
特に、出先で単独で転倒するケースが1番危ないです。
転倒後にすぐに気づいてくれる人がいないために、
次に通りがかったドライバーか、
誰かに発見されないと、事故処理が行えないケースがほとんどです。
<転倒時のバイクへのダメージ>
・フロントフォークが曲がる(自力で修正可能)
・レバーやステップが折れる(予備あれば理想)
・ミラーが割れる(公道走行NG)
・ウインカーがもげる(公道走行NG)
・クランクケースが削れる(オイル漏れは走行NG)
※側溝にハマったり、道路から飛んでったら
クレーンで釣り上げないと無理(フレーム折れて1発廃車の可能性あり)。
バイク初心者にありがちで、
ソロツーリングでスリップして
転んでしまい途方に暮れてしまう「苦労話」です。
転倒してライダーが軽症でバイクも走る状態であればよいのですが、
ライダーが負傷、バイクが大破して走行不可となった時に、
助けてくれる仲間がいないのはデメリットです。
他人の走りを盗めない

ソロツーリングの次なる不安とは
「他人がどうバイクを操っているか見れない」ことです。
自分のペース、自分の乗り方で走って行くので、
運転技術は独りよがりの「我流」になってしまいます。
特にバイクに乗り始めて2年が経過するまでは、
自分より上手い人の走り方をマスツーリングで盗んで、
バイク中級者にステップアップしましょう。
コーナーの続く道での走行ラインや、
車体の寝かし具合(リーンインorリーンウィズ)、
何年もバイクに乗っていると自然に
自分に合った走り方ができるようになります。
バイクに乗っている人の走り方を後ろから
走って見るだけで「バイクの運転技術は上がります」

早く上達したいならサーキット走行会で他の人の走り方を盗むのが最短ルート。
こちらでサーキット走行会の参加方法を解説しています。
写真は自撮り

いいアングルを探して愛車と一緒に「パシャッ」としたい時に、
ソロツーリングだと、
下のアングルからの写真ばかりになってしまいます。
カメラ用の三脚や自撮り棒を使えば、
よく見せることはできます。
しかし、誰かに撮ってもらった方が手ブレが少なく、
逆光などを教えてくれるので写りが圧倒的にいいです。
インストとかSNS映えを目指した投稿をするなら、
誰かに撮ってもらって、よく見せましょう。
ソロツーリングの不安への対処方法
ここからはそんなソロツーリングでも安心して
走れるようになる対処方法を書いていきます。
任意保険やロードサービスに加入する

バイクには車と同じく、
「任意で加入する保険」があります。

やだ!オレ、天才かも!
必ずしも入る必要はありません。
体感的にはライダーはみな、
何かしら事故の経験を持っていることがほとんどです。
バイク・原付の死亡率と事故の原因
統計的にも、車より死にやすく、
重傷率が高いことを胸にバイクへの安全意識を高めるのは良いことです。
「バイク事故は理不尽な状況下で起こる」セオリーがあります。
つまり「事故ってバイク乗り換えたい!」と
ぬるく考えているうちは事故に会いません。
何もかも順調なタイミングで起こるから、
事故は「理不尽だ!」と言われるのがほとんどです。
わかりにくいので、ケーススタディします。
万が一に、交通事故の相手が
「任意保険に無加入の無保険」だった時は、
相手の保険が使えません。

無保険がヤバいのは、自分のお金で「相手や物の損失を弁償する義務」が生じるから。
数千万円をポンッと払えるお金持ちならいいでしょうけど、無理でしょ?
ヤバいのに気が付いたなら、すぐに任意保険に入ろう!
ただ、任意保険に入るのではなく、
賢く保険に入ることも必要です。
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足りないと感じる場合にはこちらの最強の「ズットライドクラブ!」
慣れないうちはマスツーリング
バイクに乗って経験が浅いうちは、
先輩ライダーについていくのが1番です。
出先でのトラブル対応への経験値が高いからです。
走り慣れた道を何度も走る人の後ろについてくことは、
ソロツーリング時にライン取りの方法、
ツーリングプランの選定など走りの安心感につながります。
ついて行く時は、自分のペースで無理をせず、
交差点の曲がり角では止まって、
後続を置いていかないなどルールを決めておきましょう。
ライダーの経験値を積み重ねたら、
社会人であれば1年あれば自分なりに走り方が見えます。

「どうやったら他のライダーさんと走れる?」と思った方、次の章をどうぞ!
SNSを活用しよう!
ツイッターを活用したツーリングメンバーの募集方法とは、
上のようなツイートをツーリング予定日の1週間前まで
毎日夕方の18時に毎日続けて投稿してれば、
誰かしら見つかります!

会社が終わる18~19時に見る人が多い。
つまり、タイムラインに埋もれないように12~13時、
18~19時にツイートして募集する。
あとは、同じ都道府県に住んでいるライダーを予めフォローしておき、
休みが重なるタイミング、ツーリングの企画に対してリプライしてみるのもアリです。
ただ、の人のバイクの乗り方を写真投稿で確認しておくなど
下準備をした上で、リプライを送りましょう。
例えるなら、スポーツタイプのバイクツーリングに、
アメリカンでついて行くのは無理です。
バイクのタイプや排気量、
乗り方をある程度わかる人たちのツーリングに参加しましょう!
ソロツーリングのまとめ
<ソロツーリングのデメリット3つ>
・転倒や事故した時もソロ(1人)
・他人の走りを盗めない
・写真は自撮り
<ソロツーリングのデメリットや不安への対処方法>
・任意保険(ロードサービス付帯)に加入する
・慣れないうちはマスツーリング
・SNSを活用してマスツーに!
ソロツーリングのメリット
ここまでソロツーリングのデメリットを解説しました。
続いて、ソロツーリングのメリットも解説します。
1人の時間こそ現代人に!

1人で黙々と走っているライダーさんを見ると
「カッコいい」と思いませんか?
バイクと一対一で走りながら、
自分と向き合う時間が生まれるからカッコよく見えるからです。
ソロツーリングで1人の時間を作ることは、
瞑想に近いのかもしれません。
根拠として、現代人は人との関わりを避けられない時代になっています。
しかし、昔の日本人は、
1人の時間を大事にしていました。
代表的なものとして、
静かな場所で心を沈めて、
自分の内心と向き合う時間がソロツーリングでは見つかります。
ソロツーリングだから見える世界
ツーリングでは止まれない場所にも気軽に立ち寄れるのが
ソロツーリングのメリットです。
そのためにもツーリングで、気になった場所を覚えておいて、
後日走ってくる必要はあります。
バイクの乗りたてのうちは、
道を覚えるか前のライダーについて行くので精一杯ですが、
慣れてくると周りの景色や道にある気になるお店が
見つかるようになります。
私の場合は、ツーリング先にある「おいしいラーメン屋/麺屋」を
休憩中に探しています。
ツーリング中は止まれなくても、
会社の平日休みに朝からソロツーリングで
1人で食べに来るのはよくやる手法です。

その時は、朝食をヨーグルトだけにしてお腹をペコペコしよう!
詳しくは「空腹は最強のクスリ」を参照されたし!
バイクライフを見直せる

「旅は道連れ、世は情け」とは言われるが、
ソロツーリングをしている時間こそ、
バイクライフを見直すタイミングです。
これは私が学生から社会人になって、
土日にバイクに乗って仲間と走る時間がなくなり、
ソロツーリングの時間が増えた結果、
導き出したソロツーリングのメリットです。
バイク仲間と一緒にツーリングしていると、仲間のバイクに目移りします。
山道では、スイスイと走っていける仲間のバイクが「羨ましい!」と誰だって思います。
誰かに影響されて、何台もバイクをポンポンと乗り換えても答えは出ません。
『自分のことは自分が1番よく知っている』に正しく、
ソロツーリングで自分が「どうバイクに乗りたい」を
引き出す1番大事です。

ヒートテックだけ買いたかったのに
スポーツウェアやジャケットを買ったりしませんか?
人間は、簡単に目移りする生き物です。
1人の時間に「どうなりたいか?」を見極めましょう。
オススメの記事はこちら。
\今のコスパ最強のミドル大型バイク/