ヤマハから2022年の春以降にリリースが
アナウンスされている新しいバイク
YZF-R7
カンタンに言えば
ヤマハの二輪のラインナップである
共通のエンジンとボディで
フルカウルでスポーツタイプのバイクになります。
これが面白いバイクに仕上がるんじゃないか?
と言っている理由は以下の通りです。
・270度クランクの2気筒は独特なトルクを生む
・フルカウルでツインエンジンのミドルクラスが少ない
・味付け次第で面白いバイクに化ける可能性アリ
以上を、海外の最速試乗レビューなどから読み解いて
解説していきます。
バイク中級者以上向けのバイクです!
YZF-R7はミドルクラスの異端児になる
現行車種で
・2気筒のミドルクラス(750cc前後)
・フルカウル
というと、カワサキのNinja650しかありません。
ただ、カワサキのありきたりな
ラインナップであるNinja650は
・味付けが薄い
・どっちかというとツアラー
・コスパ重視
ZXシリーズのようスパルタンな濃い味付けでもないので
YZF-R7のライバルにすらなれません。
セパレートハンドルといっても
トップブリッジ上です。
Ninja1000のような「楽で速い」タイプです。
この点をおいても
YZF-R7はミドルクラスで
・2気筒
・フルカウル
・スーパースポーツ
という立ち位置は
他のメーカーも出していないので
独占できるバイクになります。
ご覧通りの低いセパハンで
味付けはSSのようにスパルタン!
YZF-R7は高回転にチューンされればアツい
こちらのツイートのソース、
流し読みしてみると
・クラッチはアシスト&スリッパークラッチ採用で軽い
・倒立フロントフォーク
・ADVICS製のラジアルマウントキャリパー
・オプションのクイックシフターはサーキットで欲しい
・エンジンはMT-07
・ブリヂストンのR11はいいぞ
・ノーマルはブリヂストンのS22
と書かれていました。
参考にならんし。
エンジンは高回転寄りにチューンされない様子です。
車体周りも、MT-07から
リヤサスペンションのスプリングが白になったり、
フロントは倒立サスを採用して、
R6のようなセパレートハンドルを採用しただけです。
「MT-07から劇的に変わるか?」
と言われれば
「フレームはそのまま、フロントが変わっただけ」
でまとまってしまいます。
さすがにエンジンチューンとなると
コストがかかるのでしょう。
追記:正式発表にてMT07からフレームを踏襲し強化されているとのこと。
YZF-R7は買いかどうか?ー微妙です。
ミドルクラスで100万円を切ってくれば
カワサキのZX-6R(135万)や
ホンダのCBR600RR(160万円)に比べ
バーゲンプライスに違いありません。
加えて、4気筒ではないので
低速からのトルクもありますし
パワーバンドを意識しなくとも乗れます。
これで峠とかサーキット持ち込めば、
かなり面白いことになります。
4気筒よりも2気筒のほうが
コーナーの立ち上がりでアクセル開けた時の
タイヤを潰す感覚が分かりやすい。
270度クランクの独特なパルス感も
YZF-R7のキャラクターを引き立てるでしょう。
総評するなら
バイク中級者以上向けです。
バイクで走ることに関して、
理解のある人にとって真価がわかる乗り物です。
価格が安いのに釣られ、バイク初心者が乗っても
他の4気筒のバイクの鋭いエンジン音が
羨ましくなって乗り換える未来が見えます。
スペックもMT-07とほぼ変わらずで
73馬力でトルクは6.8kgf-mの予想です。
4気筒ミドルクラスはどれも120-130馬力で
タイヤは7000kmも持ちません。
(MT-09も7000km持たないですし)
比べてR7は他のミドルクラスより
タイヤもよく保つし、
乗り味とコスパ最強のバイクになると
断言します。
コケると100%もげるから移設したい。
追記:正式発表でR7の標準モデルで99万9000円で、バーゲンプライス確定です。
\ヤマハ公式サイトはこちら/
YZF-R7
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